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怒りっぽくなる・・・性格の先鋭化・・・というのは?

怒りっぽくなる・・・

 

怒りっぽくなるのは老化現象です・・・・!


それを

  ”  性格の先鋭化 ”・・・といっています。

 

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高齢者の全てではありませんが
最近、怒りっぽくなった人がふえたなァな~と感じることはありませんか?


・地下鉄の駅・・・、
・スーパー・・・
・街頭で・・・・などで
激高する高齢者をしばしば見かけます。


観察してみると、
怒りの原因はささいなことがほとんどです。


そうした高齢者は
ある日突然、怒りっぽくなったわけではありません。

 


もともと
怒りっぽい・・・という性格を持っていたのです。

 


若いころは機能していた感情のコントロール力が、
高齢によて、前頭葉の萎縮によって弱まったと考えられます。

 


認知症であるかどうかを問わず、
老化の症状の一つは、もともとの性格が
際立つ・・・ことだった。

 


老年精神医学では性格の

  ”  先鋭化 ”と呼ばれています。

 
私のお金がなくなった・・・などと
事実ではないことを口にし始めるのは、
もともと疑い深い性格の高齢者が多いという。

 

 

ささいなことを
過剰に悲しむのはもともと悲観傾向が強い人で
心配性というか、取り越し苦労・・・の人に多い。

 

周りの人がなだめて説明すると
勘違いだった・・・と修正することもあります。

 

 

だが、
症状が進んでいくと、ある種の妄想傾向が生じることもある。

 


たとえば
お金がなくなった・・・と感じたとしても
何か買ったのかもしれない・・・

 

または
しまう場所を忘れたかもしれない・・・
そもそもなかったかもしれない・・・と想定できればいいのだが、
それができなくなってきます。


すぐに
誰々が盗んだ・・・と決めつけてしまう。


さまざまな可能性を考える想定能力は、
認知症症状が進むほど低下する。


やがて想定などせずに、
すぐに感情に訴えた言動をするようになってしまうという。


そんな時の対応は
感情的になってしまい逆に火に油を注ぐだけです。

 

 

おまえが取ったんだろう・・・

意地悪ばかりしている・・・などの妄想、

性格の先鋭化による言動は周囲にとって、つらいことだけです。


ハッキリ言って、これは  ”老化現象 ”です。

 

 

しかし、
ここで周囲が、
泥棒呼ばわりはやめろ・・・・
ボケてんだから・・・などと感情的な対応は絶対ダメです。

 


認知症の進行、発症によって
言動に事実誤認や性格の先鋭化が見られる場合は、
冷静に、丁寧な説明を心がけ、少しでも受け入れる道を探るべきだという。

 


重度の場合はともかく、
認知症だからといって、物事の理解力がすべて失われるわけではありません。

 


だから
根気強くコミュニケーションを取り、
残存している理解力を劣化させないことが大切です。

 

 

どう対処すればいいのか・・・?

事実誤認を防ぐためには、
メモをなどを作成して渡して、
定期的に読み返すようにするという方法もあります。

 


たとえば

・年金はタンスの2段目・・・

・預金通帳は手提げ金庫・・・・

・キャッシュカードは机の2番目の引き出し・・・などを

   記したノートやメモを渡しておきます。


また
買い物をしたらその明細を家計簿につけておいたりします。

 


認知症になる前に習慣化させておくことだという。


入ってきた情報を書き留め、
何度も読み返すことは事実誤認や妄想を防ぐためには有効なんじゃす。

 


こうした

入力と出力・・・という行為が、
記憶違いを防ぐだけでなく、脳の老化を遅らせます。

 


その結果、
性格の先鋭化によるトラブルが生じにくくなるんですね。


予防とか・・・

意識とか・・・を常に今からでも心得ていれば
       症状は軽く済むかもしれませんね。

 

誰にでも老いはやってきます。


老いたくないですね~~~。