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老人の資産を狙うのは ”振り込め詐欺 ”だけではないよ!

老人の資産を狙うのは ”振り込め詐欺 ”だけではなく
その他にも・・・あるよ。

 


昨今、
お年寄りの財産目当ての犯罪は多く発生しています。

 


老人は
お金を貯めこんでいるというイメージが強いから・・・。


テレビなどで
警戒を呼び掛けるアナウンスがしきりに
放映されていているにもかかわらず騙される・・・が
後を絶たない。

 


代表的なものが、
年間被害額が400億円近くまで及ぶ

  ”振り込め詐欺 ”などの特殊詐欺でしょう。


しかし、
別の悪質行為の餌食になってしまう。


お年寄りの財産を狙うのは、
何もわかりやすい犯罪者とは限らない。


それは
信託銀行の格好のカモ・・・・に


なぜ
高齢者の資産がバレるのか・・・?

 


実例を挙げてみると?

佐久間昇さん(仮名)夫婦には子どもがいません。


年老いてからは二人で有料老人ホームに入居していたが、
入居から数年後に妻が他界・・・。


夫の
佐久間さんが妻の財産を相続することになった。

 


妻の遺産は約8000万・・・です。

 


この妻は、生前に


 ”遺言信託 ”・・・を利用して遺言書を残していた。

 


だから
相続は無事に終わっていた。


だが
問題はこの後です。


佐久間さんの資産の管理をしてほしいと
老人ホームから連絡があり訪ねていくと、驚きの事実が発覚した。

 


佐久間さんのメインバンクの通帳をチェックしていくと、
相続による8000万円の入金の直後に、
5000万円が遺言信託を行った信託銀行の投資信託に移行されていたのだ。

 


ちなみに
夫の佐久間さんは
妻の死亡時点で認知症を患っておりました。


なので
元本割れのリスクを理解したうえで
投資信託の契約をする判断能力はなかったのです。

 


だから
自分の意志で契約したとは考えにくい状況なんです。


調べていくと、
老人ホームの施設長が席を外している間に、
行員が佐久間さんに契約書にサインさせ、
勝手に契約をとってしまったものと考えられたという。

 

 

信託銀行にとっては、
やみくもに営業をするよりも、
もっと手っ取り早く資産家を見つけ出したいはずです。

 


その点で、
遺言信託は、資産を把握できる格好の機会なのです。


行員との打ち合わせ時、
顧客は自分の財産を包み隠さず伝える必要がある。


それは
遺言信託で銀行側が得られる報酬だ。


それでも
信託銀行が遺言信託のセールスに力を入れるのは
財産を把握でき、次のセールスにつなげられる・・・という
理由があるからです。

 


総務庁が家計調査によると、
2人以上の世帯における平均貯蓄額は、
60歳以上で2000万円を超えです。


年間収入も400万円を超えているという。


今の日本で一番裕福なのは、この世代でしょう。


今の現役世代の親の世代なのです。


それなりに
資産のある年老いた親をこうした悪質な行為から
守るためには家族会議などを開き、資産を守ることが必須です。


たとえ
信託銀行、投資信託からの呼びかけからでも
信用する前に疑って調べます。

 


今、
高齢者の財産が狙われています。

 

守ってあげられるのは
家族又は親近者ですよ・・・!