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口内の傷が早く治るワケとは?

あなたは、食事をしている時に、
口の中を噛んでしまったことはありませんか?

 

噛んでしまった場合に

口の中に傷が出来てしまいます。

 

思い切り噛んでしまうと、出血しますし、
本当に痛いですよね。

 

とはいえ、
口の中は出血したまま放っておいても、
すぐに治ってしまいます。

 


肌よりも口内の傷が早く治ってしまうのが
不思議です

 

肌よりも口内の傷のほうが
比較的早く治ると実感したことはありますか?

 


肌よりも口内の傷が早く治るのはなぜなんでしょう。

 

 

 口の中に傷があれば、
食べ物を食べることができません。

 


それは
人間が生き残るために、
このような仕組みになっているのだと思います。


あるタンパク質に注目です。

 

 

先日、
アメリ国立衛生研究所の研究者らによって
行なわれたシンプルな実験から、そのメカニズムの違いが明らかになりました。

 


実際に肌に傷をつけて研究してみると・・・


研究に参加したのは、
健康で非喫煙者のボランティア被験者30名です。


30名の方々に
口内と腕の皮膚にそれぞれ3mm程の傷をつけてもらいました。


その後、
6日のあいだ経過を観察し、
傷を負う前と後に摂取した組織サンプルから分子像が調べられました。

 


すると、
研究論文の筆頭著者でアメリ国立衛生研究所の皮膚生物学ラボで
主任科学者氏は

  口腔粘膜や皮膚の治癒の経過で各段階に反応する、
  指標となる新たな分子を発見したことを明かしています。

 


具体的に言うと

口の細胞はいつも治癒に向かって準備万端だったんです。

 


研究者らが発見したところによれば、
口腔細胞にはいつでも治癒の準備ができている状態になっています。


それがわかりました。

 


わたしたちの身体にあるほぼすべての個別細胞の根底には、
同じ遺伝コードが存在します。


ただ、
これらの遺伝子がどう発現すべきかについては
異なる種類の細胞がそれぞれ違った指示を出してます。

 


すなわち、
腕など他の身体の部位の皮膚細胞とは異なり、
これらの細胞は傷を負う前の段階から
すでに傷の修復を促す遺伝子のパターンを発現しているのだという。


こうして炎症を留めるなどすることで、
細胞の治癒プロセスを加速していたのです。


口の中は、
食べることで人間が生きていきます。


その
生きるための箇所が炎症を起こした場合は
一番に治癒する仕組みになっているというのです。


だから
口の中は出血したまま放っておいても、
すぐに治ってしまいます


本当に人間の体はすごいですね。