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考えさせられる、ある父子の心中事件・・・!

考えさせられる、ある父子の心中事件があります。

 

 

 辛いことや苦しいことがあっても
人間は基本的に生き続けます。


それは
人生に目的があるからかもしれません。


目的があるとしたらそれは何んでしょう。


数年前に胸につきささる事件がありました。

 


悲惨な事件です。


それは
ある心中事件のことである。


 
東京都のある団地の高層建物から、

合板会社の工員の父親の山中了(さとる)さんと

長男の小学校4年生、敏弘君…9歳

次男の同1年生、正人君…6歳が、

飛び降り自殺をした。


父親は
二人の子を抱きかかえるようにして飛び降りたという。


父親は妻に蒸発され、まじめに働いていたが、
子どもの世話で「疲れた」といって・・・・。


その飛び降りた時には
父親のズボンのポケットには10円銅貨が一枚残っていただけだった。


そして
こどもの手帳には、
「おかあさん、ぼくたちが天国からおかあさんのことをうらむ」

「おかあさんもじ国(地獄)へ行け、敏弘、正人」・・・と

書いてあったという。


生活に困窮して自殺した人々の例は、いくらでもいます。


しかし、
この何の罪もない子供なのに、
自分が死なねばならぬ、ということを意識している。


他の同年齢のこどもたちが幸福に暮しているのを知りながら・・・。


さらに最も大きな事は
このこどもたちが母親を怨み、呪っていることである。


自分にとって最も愛情をもってくれる最後の人であるはずの

「母親」を怨んでいる。


このこどもたちは
心情的に絶望の底に陥っている。


この世に生を受けた人たちのうちで、
最も悲惨な人と・・・思ってしまいます。

 


 「おかあさん、ぼくたちが天国からおかあさんのことをうらむ。
「おかあさんもじ国へ行け、敏弘、正人」・・・という

子供の手帳に残された短い文章を読んでだれもが、言葉を失うでしょう。


ただ、ただ
ため息をつくばかりだ。


この事件から二十数年がたつという。


そして
最近
ふたたびの問題を考えさせられる深刻な事件を知らされた。


悲惨な事件です。


実の母が愛人である男と組んで、
保険金めあてに高校生の息子を殺した疑いで逮捕されたという。


事実はまだわからないが・・・

裁判をつうじて真相が明らかになるのは
これからでしょう。

 

しかし、
親が子供を捨てて蒸発する時代から、
親が子供を殺す時代になってきたのは確かだ。

 


人がこの世に生まれて
人生を全うできない途中で、自分の意志とは関係なく
この世から無くなる・・・って悲しいだけだ。

 


この程


  ”人生の目的 ”が新書版に再編集され復刊された。


 今の時代に再び響く予言的メッセージ・・・かも知れません。

 


まだ読んではいませんが
興味深い本の一種です。


どんな内容かを早く読んで見たいなァ~~。