介護うつ・・・とは？ - さくら子のハッピーライフ・・・！

近年、
１００歳時代と言われています。

そのような時代になれば、全員が健康で過ごせるという
保証はありません。

そこで、
多少は介護・・・ということにお世話になるでしょう。

介護に関わる方であれば、

一度は耳にしたことがあるかもしれません。

それは
　　　”　介護うつ　”です。

「介護うつ」って聞いたことがあると思います。

この
介護うつ・・というのは病名ではありません。

病名はあくまで

　”　うつ病　”です。

長いこと、

介護して疲れやストレスが原因となって発症するうつ病を、

総じて「介護うつ」と呼んでいるに過ぎないのです。

特に
家族の介護を自宅で行っている方に多くなります。

在宅介護者の４人に１人が
介護うつを発症しやすとも言われています。

昨今は
通常のうつ病発症率の約４倍とも言われるほどの高確率です。

年月が決っている育児とは違い、
介護には終わりが見えません。

健康的な生活が長続きするように・・・

少しでも長く生きられるように・・・と願ってするものです。

逆に言えば、介護をしている状態が長く続く方が、
願いを実現しているとも考えられるのです。

介護者は、体の負担は非常に大きなものです。

食事・・・・
入浴・・・
排泄・・・・と、日常生活を送る上で必要な介助は１日に何度も行う必要があります。

自宅で介護を行う者にとって、それは、それは、
大きな負担になってきます。

介護施設でスタッフにお願いできれば
負担もありません。

しかし
その方法をとると、資金面で長続きはしません。

先が見えぬ介護の状態は精神的にストレスがたまり

　　”うつ　”になってしまうのです。

では、
介護うつになるとどのような症状が出てくるのでしょうか？

考え方は、
基本的にうつ病と変わりません。

いわゆる“　憂鬱　”・・と感じるのがうつ病の特徴となります。

介護うつに関しては、
特に以下のような症状が見られ始めたら注意が必要です。

その１
日常の喜びや楽しみを感じられなくなります。

その２
楽しいことが起きても気分が晴れ晴れしない。

その３
趣味や、昔は好きだった物事を楽しめない

大きく分けて
こような症状が見られ始めたら注意が必要です。

こうした予兆が
一つでも見られたら黄色信号という。

又
三つとも当てはまるようであれば赤信号です。

すぐに精神科や心療内科など専門医の診察を受ける必要があります。

人それぞれですが、
様々なうつ病の症状が出てきます。

些細なことでイライラしたり、
また、仕事への集中力がなくなりミスを頻発したりします。

最悪の場合、

　”もう死にたい・・・”などの考えが出てくる場合もあります。

だからこそ
早めの受診が大切になるのです。

自分の周囲で、
このような環境、状況が感じられたら
即、専門医の診察が必要ですから。

だから、
介護うつを発症する前の予防策が大切です。

そのための
三つのポイントがあります。

それは
その１
趣味を作るなど能動的に楽しめるものを見つける。

その２
介護離職はなるべくしないで勤めは辞めない方がよい。

その３
家族や友人又は、知人など相談できる相手を作っておきます。

介護者も、
要介護者も、その周りにいる人も・・・・

介護者自身が心身ともに健康で、
毎日を楽しく過ごしていることが大前提です。

くれぐれも介護うつになどならないように、

“健全に過ごす”ということがモットーです。

みんなが幸せに過ごせる介護生活を目指すべきですね。

介護うつ・・・とは？